芝浦工業大学大宮キャンパスを貫く軸線の終端にある。校舎群と豊かな雑木林の境に、造形的なフォルムを打ち放しコンクリートで表現している。図書館の平面計画は階段スペースがダブルの壁として伸びていて、将来の増築方向を示すなど明快である。個別学習室が多数あること、情報としての図書の扱いなど図書館を利用する視点に重点を置いて設計されている。
維持管理、運営の特徴
所有者と運営団体:芝浦工業大学
グループ作業を志向する学生たちの学習ニーズに的確に応え、ラウンジの使い方を変えている。
周辺の見どころ
豊かな雑木林の中には昔からの小径があり、小さな石像や道案内などが置かれている。このあたりの地名に丸ケ崎、深作があるが、このキャンパスは半島のようにも思える。キャンパス内には特徴的な建築が多数ある。
写真:若林、STEP-image太田