流れるような屋根が高速道路・外環によく合う。川口市安行地区は江戸時代からの植木の産地であり、現在も起伏に富む地形を活かす植木栽培の農家や造園業者の営みが独自の景観を形成している。外郭環状道路や東北自動車道の幹線高速道路が交差している道路交通の重要な場所である。この施設は、地場産業振興と道路利用者のための道の駅として建築された。屋根の下の大空間は様々な地場産の植木などで一杯だ。
維持管理、運営の特徴
所有者と運営団体:公益財団法人川口緑化センター
周辺の見どころ
川口安行地区は県立安行武南自然公園に含まれて、起伏のある地形に緑が豊かな環境をつくっている。江戸時代から植木の産地として知られていた。民間の植木屋が多数あり、県立植物園や川口市グリーンセンターなどが立地している。最近、伊東豊雄氏設計の「イイナ・パーク」が葬祭場に併設して、オープンした。伊奈氏の陣屋址や由緒ある寺社など歴史的な事跡も多数あり、緑の中のハイキングが楽しめる。
写真:若林、STEP-image太田