関東平野の外縁部を取り囲む北西部の山々のひとつ、金勝山の山頂に本館が立つ。麓の駐車場から伸びる遊歩道沿いには三角や丸い帽子をかぶったようなバンガロー群や活動センターなどが配置されている。 急こう配の坂を見上げると、円盤が山頂に降りたような迫力がある。2階デッキは円形の鍔のようで、ここから周囲の山々の景色が素晴らしい。宿泊棟の庇やベランダの表情は、どことなく映画スターウォーズのダークベーダ―のマスクにも見える。
維持管理、運営の特徴
所有者と運営団体:埼玉県。指定管理者オーエンス・アイルグループ
過去の大規模改修など:大規模改修済み。
小中学生の野外活動の場として多彩なプログラムを用意して運営されているほか、シニア向け健康体操の教室もやっている。プラネタリウムでは昼間に星空を予習して、「土曜の夜の星空散歩」イベントを実施している。
周辺の見どころ
山歩きを楽しむ中高年齢者たちも拠点として活用している。また、「武蔵の小京都」と呼ばれている街歩きを愉しめる小川町や寄居町の鉢形城公園のほぼ中間地に位置している。近くには国重要文化財に指定されている入母屋造茅葺屋根の旧吉田家住宅がある。
写真:若林、STEP-image太田