5月つくたま塾「『あそびの生まれる場所』のあるまちは、どうすればつくれるか」の報告

つくたま塾 2017年5月16日(火) 19時~21時00分の記録

◎講師:西川正さん(コミュニティーワーカー/特定非営利活動法人ハンズオン埼玉・理事)

◎参加者:12名

◎場所:さいたま市生涯学習総合センター 学習室2
(シーノ大宮・センタービル9F)

◎タイトル:「『あそびの生まれる場所』のあるまちは、どうすればつくれるか」

 

当日は、出版した「あそびの生まれる場所 「お客様時代」の公共マネジメント」(出版社ころから)を題材にして話が交わされた。

 

つくたま9月例会~11月総会の予定

つくたまの9月例会・つくたま塾~11月年次総会までの日程が決まりましたので、お知らせいたします。

■9月例会
日時:2017年9月26日(火)18:30~19:00
場所:さいたま市生涯学習総合センター 学習室2
(シーノ大宮・センタービル9F)
内容:伝達事項など

 

■9月つくたま塾
日時:2017年9月26日(火)19:00~21:00
場所:さいたま市生涯学習総合センター 学習室2
(シーノ大宮・センタービル9F)
題名:「オープンデータ/オープンガバメントで、市民参加のまちづくりはどう変わる?」
講師:庄司昌彦さん(国際大学GLOCOM准教授・主任研究員。オープン・ナレッジ・ジャパン代表理事、インターネットユーザー協会(MIAU)理事、内閣官房IT室オープンデータ伝道師)
定員:20名(申し込み順)
参加料(資料代込):500円

 

■10月例会
日時:2017年10月26日(木)19:00~21:00
場所:さいたま市市民活動サポートセンター
(浦和駅東口・コムナーレ9F)
内容:年次総会に向けた準備、ほか

 

■11月年次総会
日時:2017年11月22日(水)18:30~21:00
場所:浦和コミュニティーセンター 第13集会室
浦和駅東口・コムナーレ10F

つくたま2017夏の研修旅行の報告

2017年7月15日~16日に行った、「つくたま2017夏の研修旅行」の報告です。

[概要]
実施日:2017年7月15日~16日
参加者数:5名
訪問先:「藤森照信作品、北アルプス芸術祭などの見学」(長野県茅野市、諏訪市、岡谷市、大町市など)

・午前11時過ぎに、第1の目的地・茅野市内にある藤森作品に到着。利根川さんが事前に案内等をお願いしていただき、管理をしている地元の方に高過庵、空飛ぶ泥舟をご案内いただいた。神長官矢守史料館では管理人から古代にはこの地域が中心地であったことを滔々と説明していただいた。藤森さんが地元の誇りを大胆に形態にしたことがうかがわれた。

・諏訪湖畔に建つ伊東豊雄設計の赤彦記念館を見学。雨漏りに困っているという使いにくそうな建物だが湖畔の景観をシンボリックに表現。

・5時を過ぎていたが、岡谷市の蚕糸記念館も見学できた。

16日 大町市内で開催されている北アルプス芸術祭を見学。信濃大町駅前にあるインフォメーションセンターでパスポートを購入。

 

[参加者の感想]

○三浦匡史さん

一日目は、藤森建築の原点ともいえる「神長官守矢史料館」の見学が印象的だった。案内をしてくれた方の方言混じりの解説も心地よく、現代日本に繋がる弥生文化より前の、縄文期に淵源をもつ日本のシャーマニズム、アニミズムが、象徴的に建築に写し取られているように感じられた。諏訪の信仰の現場という立地も合わさり、「造形して表現する」という行為の重みやチカラを考えさせられた。また、「空飛ぶ泥船」と「高過庵」は、利根川さんのコネクションで内部まで見学させてもらえ、とても貴重な体験ができた。利根川さんに感謝したい。

二日目の北アルプス国際芸術祭の見学では、「チーム目」の作品が面白かった。さいたまトリエンナーレでもあっと驚く作品を発表してくれたが、古民家の内部をまるごと造形する力量や、ディテールまで手を抜かない仕事ぶりにあらためて感心した。「チーム目」は、昨年の瀬戸内国際芸術祭において、同じタイプの作品を路地が入り組む小豆島の街なかで発表していたが、元となる建物の性質や立地環境ができあがった作品に影響して趣が異なっていたことも新たな発見だった。

 

○利根川兼一さん

藤森照信氏デビュー作の「神長官守矢資料館」は地域の歴史や信仰をあらためて掘り起こしてくれる媒体になっているように感じられました。

また今回近くにある「高過庵」「空飛ぶ泥船」に藤森氏のご好意により入れる段取りをしていただきました。両作品とも実際に中に入るとうシャープさとでもいうのか写真で見て感じていたのと違うものを感じ、実はそれが藤森建築の魅力なのではと考えさせられました。

その後、村野藤吾氏の八ヶ岳美術館、ここは内部の空間の取り方が妙でした。伊東豊雄氏の赤彦記念館では氏の曲線のうまさを再確認。

次の日の北アルプス国際芸術祭ではいろんな意味で北川フラム節を感じた。そんな中で「目」の作品は面白かった。すんなり感じさせてくれるのがとても心地よかったです。

また開催地の大町の街並みが面白かった。とにかく作品よりも街並みの写真の方が多くなっていました(笑)

 

○中津原努さん

藤森照信の神長官守矢資料館は、土俗的宗教そのもので予想以上に迫力があった。鉄筋コンクリート造の建物の屋根、外壁、内壁などをすべて土着の材料で覆い、シンボリックな柱を取って付けた建物。建築というより舞台装置かアート・インスタレーションだ。近代建築で育った僕には考えられないけれど、面白ければいいのだなあと感心した次第。

北アルプス国際芸術祭は、大町の街並みや周辺の山村風景が魅力的で、それらと交感しているアート作品において成功している。翻って、さいたまの街並みや田園風景が、魅力的なアートを引き出す力を備えているのか。逆に言えば、ごく当たり前の風景のなかに意味と魅力を発見してアート化し、それを鑑賞するのは結構高級な技なのだろう。

 

○村田惠子さん

遠足気分ではあったが、まさか210段の鷹狩山の階段や駐車場から山道を1.3キロ歩くことになろうとは思ってもみなかった。それでも鷹狩山のてっぺんの古民家(グループ目)や八坂地区(竹のオブジェ)で、芸術家が英知を振り絞って大自然に向き合っている作品に出合えて気分は爽快であった。また、茅野市で「神(じん)長官(ちょうかん)守矢(もりや)資料館(しりょうかん)、高過(こうか)庵(あん)、空飛ぶ泥船」の3つの藤森建築を見学できたのは幸運でした。資料館は縄文時代から続く諏訪地方の歴史を体現するかのよう。御柱のような入り口の柱が鹿の角にも見える。「ここは縄文時代の日本の中心ちゃい。守矢氏は中部地方の天皇ちゃい」という資料館の番人の方言に信州人のプライドを感じた。近くに藤森神社があり、藤森氏の祖先の地であり、藤森建築の土着的、民俗的な印象はこの父祖の地、茅野との交信にあるのかなと思った。

 

○若林祥文さん

建築とアートを重ね合わせた研修旅行内容だった。利根川さんのご縁で藤森作品を鑑賞できた。地域の方々の胸の底に静まっていた怨念とでもいうのか、あるいは共同幻想なのか、縄文から続いている記憶を矢守資料館は形にしていた。村野藤吾設計の八ヶ岳美術館は可憐さを内蔵する予想外の建物だった。弟子であった関さんのお話をお聞きして、他の村野作品を見たくなった。諏訪湖畔の伊東豊雄作品を訪ね、宿泊した岡谷の街を朝歩いて、この地域の面白さに触れた。大町市は大変面白い街だ。他の都市同様に衰退現象は至る所に見えるが、街中を歩くと様々な蔵のタイプや品のある建物が点在している。芸術祭では市民との交流を図ろうとしているアート作品が良かった。

つくたま塾「オープンデータ/オープンガバメントで、市民参加のまちづくりはどう変わる?」のお知らせ

2017年9月のつくたま塾の予定が決まりましたので、お知らせいたします。

【9月つくたま塾】
 
日時:2017年9月26日(火)19:00〜21:00
場所:さいたま市生涯学習総合センター 学習室2
   (シーノ大宮・センタービル9F)
題名:「オープンデータ/オープンガバメントで、市民参加のまちづくりはどう変わる?」
講師:庄司昌彦さん(国際大学GLOCOM准教授・主任研究員。オープン・ナレッジ・ジャパン代表理事、インターネットユーザー協会(MIAU)理事、内閣官房IT室オープンデータ伝道師)
定員:20名(申し込み順)
参加料(資料代込):500円
 
内容:

近年、行政の持っている様々なまちの情報がオープンデータとして公開され始めています。しかし、その意味や意義については理解がなかなか広がらず、ビジネス利用についてばかり報道される一方で、まちづくり分野での活用は進んでいません。オープンデータが市民参加のまちづくりに何をもたらすのか、その先に見える「オープンガバメント」の姿とは?専門に研究されている国際大学GLOCOM准教授の庄司昌彦さんにお話を伺います。

 
※オープンデータとは?
オープンデータとは、誰もが自由に使用・編集・共有できるデータです。
 
※オープンガバメントとは?
オープンガバメントは、社会に開かれた政府のこと。オバマ大統領が示したことでも注目されており、透明性を高め、市民の参画や、官民や組織間での協働を促進することが鍵になります。

7月つくたま塾「『危機に瀕する見沼たんぼ地域の斜面林』と未来遺産・見沼たんぼプロジェクトの展開」の報告

つくたま塾 2017年7月26日(水) 19時~21時00分の記録

◎講師:北原典夫さん(ユネスコ未来遺産見沼田んぼプロジェクト推進委員会・事務局長)

◎参加者:12名

◎場所:さいたま市生涯学習総合センター 学習室2
(シーノ大宮・センタービル9F)

◎タイトル:「『危機に瀕する見沼たんぼ地域の斜面林』と未来遺産・見沼たんぼプロジェクトの展開」

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つくたま塾「『危機に瀕する見沼たんぼ地域の斜面林』と未来遺産・見沼たんぼプロジェクトの展開」のお知らせ

2017年7月のつくたま塾の予定が決まりましたので、お知らせいたします。

【7月つくたま塾】
 
日時:2017年7月26日(水)19:00〜21:00
場所:さいたま市生涯学習総合センター 学習室2
   (シーノ大宮・センタービル9F)
題名:「『危機に瀕する見沼たんぼ地域の斜面林』と未来遺産・見沼たんぼプロジェクトの展開」
講師:北原典夫さん(ユネスコ未来遺産見沼田んぼプロジェクト推進委員会・事務局長)
定員:20名(申し込み順)
参加料(資料代込):500円
 
内容:
埼玉が誇る、都市近郊の大規模緑地空間・見沼田んぼ。
今回は、単なる「未来遺産・見沼たんぼ地域のご紹介」だけでなく、『危機に瀕する見沼たんぼ地域の斜面林』をどう守るべきかについて、ユネスコ・未来遺産に認定されたプロジェクトなど、様々な活動を展開する北原さんから最新の動きについてお話をお聞きするとともに、未来の可能性についてディスカッションします。
 
[参考サイト]
ユネスコ未来遺産見沼田んぼプロジェクト推進委員会・事務局長
https://minuma-miraiisan.jp/

2017年さいたま市長選立候補予定者公開質問への回答を発表します

2017年4月21日に4団体(さいたま市民自治フォーラム、都市づくりNPОさいたま、さいたま・まちプラン市民会議、まちづくりネットワーク・さいたま)合同で提出した、さいたま市長選立候補予定者への公開質問について、本日(5月7日)までに寄せられた回答を発表します。
3人の立候補予定者のうち、中森福代氏からは「開票日以降に回答する」旨のお返事を頂き、清水勇人氏からは5月10日にご回答を頂きました。前島英男氏からはまだお返事が届いておりません。
公職選挙法の規定変更により、告示後にも本ページの更新が可能になりましたので、回答をいただきましたら随時更新いたします。

※更新(2017年5月10日)清水勇人氏から回答がありましたので、掲載いたしました。
※更新(2017年5月16日)前島英夫氏からFAXで回答がありました。回答を掲載しました。

回答の内容は、以下の通りです。

設問1)市民と行政の協働の推進への取り組み >>回答

設問2)自治基本条例の制定 >>回答

設問3)地域における市民主体のまちづくりの推進 >>回答

設問4)さいたま市における自然環境の保全・整備 >>回答

設問5)市政における区役所の役割 >>回答


質問の全文(pdfファイル)

中森ふくよ氏からのFAX(pdfファイル)
前島英夫氏からのFAX(pdfファイル)

2017年さいたま市長選挙は、2017年5月21日の投開票の結果、清水勇人氏が当選しました。
さいたま市選挙管理委員会 公式ホームページ


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2017年さいたま市長選挙4団体合同公開質問・回答5

2017年さいたま市長選挙 4団体合同公開質問・回答

設問5)市政における区役所の役割

さいたま市には、10の行政区が設置されています。東京の23区とは位置づけが異なりますが、「さいたま市区における総合行政の推進に関する規則」における区役所の役割にも、「3.市民参加による地域の個性を生かしたまちづくりの拠点」と位置付けられています。
しかし、政令指定都市化から14年経った現在、区でできることは極めて限られており、特にまちづくりの面でもっと役割を充実させていくことが必要と考えます。

 

Q5a「区民参加によるまちづくりの拠点」として、現在の区役所の機能には何が不足しているのでしょうか。あなたのお考えをお書きください。(200字程度で)

清水はやと 中森ふくよ氏 前島ひでお氏
市民に身近なさいたま市役所の行政機関の一部としての身近な区役所改革の結果として、区役所の窓口満足度は、平成22年度の調査では75.5%であったものが、平成27年には97.7%となっております。(窓口満足度アンケート調査より)

今後は、さらに市民満足度の高い行政サービスを目指して、窓口満足度向上のほかに相談業務の向上などに関しても、個々のスキルアップを目指し、引き続き研修等を実施していきたいと考えます。

アンケートを拝読させて頂きました。ご質問などの文面から市民活動に対する貴団体の熱意と誠意を非常に強く感じました。

さてご依頼のあったアンケートでございますが、出馬表明記者発表から短期間で少ないスタッフのまま準備を進めており、告示前まで非常に時間がないのが現状でございます。頂いたアンケートには非常に重要な質問がたくさん挙げられており、しっかりと精査し、根拠をつかみ、実態を把握した上でお答えしなければ大変失礼にあたるのではないかと考えております。

こちらの都合で大変恐縮ではございますが、市長選挙が落ち着いた5月21日の投開票日以降で改めて検討させて頂いた上でご回答させて頂ければ幸いです。
この度はアンケートのご依頼を頂いたのにもかかわらず、ご協力できす大変申し訳ありません。貴団体のますますのご活躍を祈念しております。

 現市長は「コンパクトシティ」「選択と集中」を掲げ2都心4副都心開発にまちづくりを進めています。区ごとに歴史的な経過や地理的条件が異なるにもかかわらず、この方針で進めることで、中心区と周辺区で地域間格差、アンバランスが生じています。私は区ごとの個性が輝くまちづくりを掲げていますが、区の権限を強め、ふさわしい財政保障を行います。選出区ごとの市会議員のお力も借りて、市民のみなさんとまちづくりを進めたいと考えています。

Q5b 総合振興計画あるいは都市計画マスタープランの区別計画を、区役所と区民が主体になって策定することを提案します。これに取り組む意向をお持ちですか。(200字程度で)

清水はやと 中森ふくよ氏 前島ひでお氏
総合振興計画や都市計画マスタープランを始めとした本市の計画では、市民の参加を得てよりよい計画とする取組を進めております。

例えば総合振興計画後期基本計画「第4部 各区の将来像」に関しては、地域の特性を生かし、区民に身近なまちづくりを進めるための基本的かつ大きな方向性を示しております。進め方としては、市民ワークショップや市民アンケートを実施するとともに「区の将来像に係る検討懇話会」を区ごとに設置、開催して多くの意見をいただくなどしたうえで取りまとめました。

同様に、総合振興計画においても市民の皆さまのご意見を伺うことの他、シンポジウムを開催するなどさまざまな取組を行っております。

今後も今までの取組を基本としながら、一人ひとりがしあわせを実感できる都市を目指して、取り組みを進めたいと考えております。

アンケートを拝読させて頂きました。ご質問などの文面から市民活動に対する貴団体の熱意と誠意を非常に強く感じました。

さてご依頼のあったアンケートでございますが、出馬表明記者発表から短期間で少ないスタッフのまま準備を進めており、告示前まで非常に時間がないのが現状でございます。頂いたアンケートには非常に重要な質問がたくさん挙げられており、しっかりと精査し、根拠をつかみ、実態を把握した上でお答えしなければ大変失礼にあたるのではないかと考えております。

こちらの都合で大変恐縮ではございますが、市長選挙が落ち着いた5月21日の投開票日以降で改めて検討させて頂いた上でご回答させて頂ければ幸いです。
この度はアンケートのご依頼を頂いたのにもかかわらず、ご協力できす大変申し訳ありません。貴団体のますますのご活躍を祈念しております。

 総合振興計画とそれにもとづく都市計画マスタープランのまちづくりの柱が「2都心4副都心」開発です。まずこうした中心駅前の開発に巨額の税金を投じる旧態依然をした開発行政を転換したうえで区別の計画(プラン)を市民のみなさんとつくっていきたいと考えます。

2017年さいたま市長選挙4団体合同公開質問・回答4

2017年さいたま市長選挙 4団体合同公開質問・回答

設問4)さいたま市における自然環境の保全・整備

さいたま市には、大きな人口集積、高度の都市機能を有するとともに、身近で豊かな農地・緑地が残っています。このことは、さいたま市の重要なアイデンティティであり、これらを保全・整備していくことは、きわめて重要な政策課題であると考えます。
また、今後の自然環境の保全・整備にあたっては、生物多様性、景観形成、防災、レクリエーション等の多様な価値の追求が求められます。

Q4a 見沼田んぼ等の縁辺部にある斜面林は、多様な価値を備えた重要な自然環境ですが、有効な保全策のないままに消滅の危機に瀕しています。この保全に対して、積極的に取り組む意向をお持ちですか。(200字程度で)

清水はやと 中森ふくよ氏 前島ひでお氏
私の選挙公約では、しあわせ倍増計画3で(8)自然・環境倍増−首都圏有数の緑地空間「見沼田んぼ」の保全・活用・創造と緑化、花いっぱい運動の推進として、見沼田んぼの積極活用を掲げています。

斜面林を保全するためには多額の財源が必要となることから、基金の活用や見沼田圃基本計画アクションプランの実施など、斜面林を含む見沼たんぼの利活用に関する総合的な政策を推進したいと考えています。

アンケートを拝読させて頂きました。ご質問などの文面から市民活動に対する貴団体の熱意と誠意を非常に強く感じました。

さてご依頼のあったアンケートでございますが、出馬表明記者発表から短期間で少ないスタッフのまま準備を進めており、告示前まで非常に時間がないのが現状でございます。頂いたアンケートには非常に重要な質問がたくさん挙げられており、しっかりと精査し、根拠をつかみ、実態を把握した上でお答えしなければ大変失礼にあたるのではないかと考えております。

こちらの都合で大変恐縮ではございますが、市長選挙が落ち着いた5月21日の投開票日以降で改めて検討させて頂いた上でご回答させて頂ければ幸いです。
この度はアンケートのご依頼を頂いたのにもかかわらず、ご協力できす大変申し訳ありません。貴団体のますますのご活躍を祈念しております。

 見沼田んぼを保全していくうえでは、農家と農地を利用する市民、および様々な市民団体への支援を強めることが必要と考えます。支援策の内容については、当事者からよく意見を聞くことが当然必要です。特に農業者が減っているもとで、耕作放棄地の問題も出ており、農家への支援強化を抜本的に強めることは見沼田んぼを保全していくうえでも重要と考えます。

Q4b 多様な価値を備えた身近な公園・緑地の維持管理には、行政のみでなく市民の参画が必要と考えます。行政と市民の協働の一環として、公園・緑地の市民管理の推進に、積極的に取り組む意向をお持ちですか。(200字程度で)

清水はやと 中森ふくよ氏 前島ひでお氏
既に都市公園や市民花壇の管理を始めたケースもあるため、事業の効果を検証した上で、拡大可能かどうか検討したいと考えます。 アンケートを拝読させて頂きました。ご質問などの文面から市民活動に対する貴団体の熱意と誠意を非常に強く感じました。

さてご依頼のあったアンケートでございますが、出馬表明記者発表から短期間で少ないスタッフのまま準備を進めており、告示前まで非常に時間がないのが現状でございます。頂いたアンケートには非常に重要な質問がたくさん挙げられており、しっかりと精査し、根拠をつかみ、実態を把握した上でお答えしなければ大変失礼にあたるのではないかと考えております。

こちらの都合で大変恐縮ではございますが、市長選挙が落ち着いた5月21日の投開票日以降で改めて検討させて頂いた上でご回答させて頂ければ幸いです。
この度はアンケートのご依頼を頂いたのにもかかわらず、ご協力できす大変申し訳ありません。貴団体のますますのご活躍を祈念しております。

 自治的に住民が公園を管理することについては私も賛同します。利用する市民のみなさんの要望を反映させ、利用しやすく・利用したくなる公園にしていくことは大事だと考えます。ただし、市が行政の責任を市民に肩代わりさせ、安上がりな行政のための口実にならないように気をつけなければならないと考えます。
 

Q4c さいたま市の環境基本計画(2010年改訂)では、「生物多様性保全地域戦略」が位置づけられていますが、その具体的な展開はなされていません。あなたは、これに積極的に取り組む意向をお持ちですか。(200字程度で)

清水はやと 中森ふくよ氏 前島ひでお氏
さいたま市環境白書では、生態系に影響を与える特定外来生物被害への100%対応、担保性のある緑地面積や保存樹林の増加、特別緑地保全地区の取得等に関する取組の報告があるのはご案内の通りです。対象となる土地取得の推進には市民・事業者・市の連携が必要ですが、その根底となる生物多様性についての認識が向上していない現実があるのはご存じの通りです。今後、国や県とも連携して、より一層の環境学習や啓発活動の推進を図る必要があると考えています。 アンケートを拝読させて頂きました。ご質問などの文面から市民活動に対する貴団体の熱意と誠意を非常に強く感じました。

さてご依頼のあったアンケートでございますが、出馬表明記者発表から短期間で少ないスタッフのまま準備を進めており、告示前まで非常に時間がないのが現状でございます。頂いたアンケートには非常に重要な質問がたくさん挙げられており、しっかりと精査し、根拠をつかみ、実態を把握した上でお答えしなければ大変失礼にあたるのではないかと考えております。

こちらの都合で大変恐縮ではございますが、市長選挙が落ち着いた5月21日の投開票日以降で改めて検討させて頂いた上でご回答させて頂ければ幸いです。
この度はアンケートのご依頼を頂いたのにもかかわらず、ご協力できす大変申し訳ありません。貴団体のますますのご活躍を祈念しております。

 見沼田んぼは東京近郊にありながらキジが生息するなど、自然環境が比較的豊かな状況がまだ残されています。一方で、私が子どものころはホタルが普通に見られたものですが、今は市民団体のみなさまの努力のもとで見られる状況になってしまっています。Q4aでお答えしたような保全のとりくみとともに、生物多様性の確保のためにも自然環境を取り戻す具体的なプログラムを市民のみなさんとつくりたいと考えます。

2017年さいたま市長選挙4団体合同公開質問・回答3

2017年さいたま市長選挙 4団体合同公開質問・回答

設問3)地域における市民主体のまちづくりの推進

さいたま市の総合振興計画では、都市づくりの基本理念として、「だれもが住んで良かった、住み続けたいと思える都市」を目指すとしています。政令指定都市に移行後、住宅系の開発が活発化し、さいたま市の人口は順調に増加しています。しかし、緩い都市計画規制のもとに無秩序な高層高密化が進行している事実も無視できません。住居系用途地域については、「高度地区」が指定されましたが、私たちはそれに加えて、地域における住民と企業、行政の協議にもとづく良好な開発の誘導が必要と考えています。国の制度改正を待つことなく、政令指定都市として、独自の都市計画行政に取り組んで他の市町村のリードしていくことが望まれます。

Q3a 地域における良好な都市整備を誘導するため、住民と企業、行政の協議の方法等を含めた、「地域まちづくり条例」の制定を提案します。
これに対するあなたのご意見をお聞かせください。(200字程度で)

清水はやと 中森ふくよ氏 前島ひでお氏
現在、地域の合意に基づいてまちづくりを進める「地区計画制度」があるので、これを活用したい。地域住民と協働して行うことは市政運営の基本方針であり重要であるが、ご提案の「地域まちづくり条例」の詳細が分からないので回答は保留します。 アンケートを拝読させて頂きました。ご質問などの文面から市民活動に対する貴団体の熱意と誠意を非常に強く感じました。

さてご依頼のあったアンケートでございますが、出馬表明記者発表から短期間で少ないスタッフのまま準備を進めており、告示前まで非常に時間がないのが現状でございます。頂いたアンケートには非常に重要な質問がたくさん挙げられており、しっかりと精査し、根拠をつかみ、実態を把握した上でお答えしなければ大変失礼にあたるのではないかと考えております。

こちらの都合で大変恐縮ではございますが、市長選挙が落ち着いた5月21日の投開票日以降で改めて検討させて頂いた上でご回答させて頂ければ幸いです。
この度はアンケートのご依頼を頂いたのにもかかわらず、ご協力できす大変申し訳ありません。貴団体のますますのご活躍を祈念しております。

 考え方としては賛同するものです。現市長のもとでもさまざまなワークショップ等、形式上は市民の意見を聞く形をとっているものを数多く開いていますが、その実態はコンサルタント会社に事実上丸投げし、すでに定めた市の各種計画にそって議論を誘導し、結論付けるアリバイ的なものになっています。市民に「ご理解いただく」ためではなく、「市民の意見を反映する」ためのしくみづくりと行政の姿勢が必要と考えます。