住まいをテーマに様々な切り口から挑戦している住宅地。ジョンソンタウン は所有・管理者の株式会社磯野商会によって2003年頃から再整備され、アメニティの高い街並みが維持されている。建物は丁寧に保全改修され、最小限に建て替えられており、建て替え建物は「平成ハウス」と名付けられた。デザインは米軍ハウスと違和感がないように設計されている。現在、米軍ハウス23棟、平成ハウスは39棟、日本家屋4棟、セキスイハイム 7棟、その他6棟の合計79棟の建物が住居用・店舗用として賃貸されている。低層の建物で統一されており、各戸には塀がなく歩行優先の緑の多い環境を形成している。カフェ、雑貨店、ギャラリー、スタジオなどを営む人たちが自分の生活スタイルに合わせた改修を行って、この街を楽しんでいる。
維持管理、運営の特徴
所有者と運営団体:磯野商会
過去の大規模改修など:インスタ映えする個所がいたるところにある。ですが、住宅ゾーンにおいては写真撮影は遠慮してください。
ジョンソンタウン は入間市駅から徒歩15分程度の国道463号沿いにある元米軍向けの戸建住居団地全体の名称。 航空自衛隊入間基地がかつて米軍のジョンソン基地と言われていたので、米軍関係者が撤退後にその名称が使われた。区域内には旧日本陸軍に借り上げられた日本家屋も残っており、朝鮮戦争時に進駐した米軍向けのハウスが急ごしらえで建築され借り上げられた。建物内部の改修は住まい手の思いが実現できるようにいろいろなサポートがある。建物外部については基本的には改変はできず、植栽やストリートファーニチャアなどの管理がきめ細かくされている。
周辺の見どころ
近くには埼玉県営彩の森入間公園や富士見公園が連続しているので、犬などを連れた散策には絶好のロケーション。
写真:若林